鑑定とは?どんな場合に、どのように行われるのか?

鑑定とは、本人の判断能力がどの程度あるのかを医学的に判定するための手続です。 申立て時に提出する診断書とは別に、原則として医師による鑑定が必要とされています。 本人の状態をよく把握している主治医に鑑定を依頼する場合が多く …

法定後見制度にかかる費用について

1.家庭裁判所に後見等審判開始の申し立てをするための必要な費用は 1-1.収入印紙(登記手数料) 2,600円分(すべての場合に必要です。) 1-2.収入印紙(申立手数料) 後見開始の場合は、800円分 保佐開始・補助開 …

法定後見制度を利用するための手続きについて

申立人の資格は法律で決められており、本人または本人の四親等以内の親族が、申し立てを行うのが一般的です。申立人は必要書類を揃えて、家庭裁判所に申し立てを行います。  主な必要書類としては、診断書(家庭裁判所指定の診断書)、 …

成年後見監督人とは?選ばれる人や、その役割について

成年後見(保佐、補助)監督人とは、成年後見人(保佐人、補助人)の事務が円滑に正しく行われるよう、定期的に成年後見人等から後見等事務の報告を受け、事務に問題がないかを確認し、問題がある場合には改善を求める、文字どおり成年後 …

成年後見人等になった場合の注意点

就任後の財産目録、後見事務計画書の作成 成年後見人(保佐人、補助人)は、選任の審判が確定した時点で、その職務に就任することになります。 成年後見人等は、就任してから概ね1か月以内に財産目録と後見事務計画書をを作り、家庭裁 …

成年後見人等になれる人、なれない人について

成年後見人等になれる人 成年後見人になるために特別な資格はいりません。法律で定められている欠格事由に該当しなければ、誰でも後見人になることができます。弁護士、司法書士、社会福祉士などの専門家、親族、地域の市民(市民後見人 …

成年後見人等ができること、できないことについて

成年後見人に出来ることを、大きく分けると2つに分けられます。 一つ目は「入出金の管理」です。具体的には、通帳記入、現金出納帳の記録、領収書の保管、預金の管理に加え、年金の管理や生活保護の申請、保険金の受領も可能です。その …

「後見・保佐・補助」の対象となる人とは

1.後見の対象となる人 判断能力が全くない方が対象となります。家庭裁判所が後見開始の審判をして、成年後見人を選びます。本人は、日用品の購入などを除いて、自分で法律行為を行うことができなくなり、本人がした法律行為を成年後見 …

成年後見制度を利用するべきケース

成年後見制度が必要になるケースとしては、大きく分けて必要な契約及び手続きが行えない場合と、財産管理に心配がある場合とに分かれます。 前者では、銀行手続きをしたい、不動産を売却したい、遺産分割協議をしたい場合などが挙げられ …

補助とは

補助とは、精神上の障害により事理を弁識する能力が不十分である者の財産を保護するための制度です。 1人で日常生活をするのに問題はないが、不動産の売買など重要な財産行為については自分でできるかもしれないが、できるかどうか危惧 …